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2016年09月18日

【自作(DIY)】車中泊用ベッド

ども、もさくです。

我が家では、夏休みと年末年始は、私(福岡)か嫁さん(札幌)の実家に帰省します。
これまでは飛行機を使っていたんですが、下のこどもが3歳になると料金がかかるようになり、 繁忙期の往復となると我が家は財政破綻です・・・。

なるべくお金をかけない方法ということで、車で帰っています。
(その分、体力は必要ですが・・・(^_^;))

横浜から福岡or札幌間は片道1000km以上あり、渋滞や途中のキャンプ場のチェックインを考えると、夜中または前日の夜にこどもを寝せた状態で出発します。

そこで役に立つのが、車中泊用ベッドです。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(我が家の車中泊用ベッド)

我が家の車は、ステップワゴン スパーダ(RK5)で、3列目シートを床下に格納し、2列目シートを前方に跳ね上げると、2、3列がフラットな空間ができ、そこに自作ベッドを置いています。

特徴1:上下で寝れる2段ベッド仕様
特徴2:大人が足を伸ばせて寝れる広さ(196cm×126cm)
特徴3: 3列目部分と2列目部分に別れ、2列目シートを起こしても3列目だけで使用できる
(3列目は荷物台となり上下に荷物を整理して置ける)
特徴4:2列目部分は組み立て式で、持ち運びでき、いつでもセットできる
特徴5:キャンプのとき上下のマット部分をテントに敷いて使える(196cm×217cmのマットができる)

また、もし帰省途中でどしゃ降りになり、テントが設営できなくても、家族4人が楽に上下に寝ることができます。
(ワンコ仕様へのアップグレード版はこちら)

■材料
イレクターパイプ(スペーシアパイプ)
※両製品は互換性有り
パイプジョイント
パイプ用接着液
合板(1820×910 厚さ12mm)×4枚
ウレタンマット(少し固め 厚さ3cm)
スプレーのり99または77
フェイクレザー生地(145巾 長さ7m)

■工具
タッカー(ホッチキスのでかいやつ)
ノコギリ
パイプカッター

■所要時間
全工程で10時間ぐらい

■費用
30,000~40,000円

■作り方(ステップワゴンスパーダ RK5用)
(1)準備
①合板(1820×910 12mm)を4枚購入し、下記の大きさにカットする。
※我が家は電動ノコギリがないので、ホームセンターのカットサービスを利用しました。

1枚目
A.1260×750・・・3列目用

2枚目
B.1260×310・・・3列目用
C.910×300・・・車中泊では未使用
※キャンプ時にテントのマットとして使用

3枚目
D.1260×300・・・2列目用
E.600×600・・・2列目用
F.660×600・・・2列目用
※できれば、E,Fは別々でなく1260×600の方がいいです。

4枚目
G.910×1040・・・ベッド下段用
H.910×600・・・ベッド下段用


【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(参考:車中泊時のマット配置図)

※合板の切れ残った部分は、わんこバージョンで使用します。

②合板と同じ大きさのウレタンマットを購入する。
※ネットショップで、1cm×1cm単位で好きな大きさで購入できます。

③フェイクレザー生地を長さ7mで購入する。
※これもネットショップで、145cm巾の1m単位で購入できます。

(2)3列目 土台部分
①パイプを下図を参考にパイプカッターで切断する。
※ショイントを含めた長さなので注意してください。
※既製品で900mmが売られているので、上部の□部分はそのままの長さで使いました。
※リアゲート側の床はシートを格納している分高くなっているので、ベッドを水平にするために、リアゲート側の足は4cmぐらい短くします。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(参考:土台図)

【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(参考:土台とマット配置図)

②上図のようにパイプをジョイントでつなげて台を作る
※人が寝るので、強度と安定性を確保させるために筋交いも必要です。

③接着液でパイプとジョイントを接合する。
※接着液をパイプとジョイントの隙間に流し込み、プラスチックを溶かしてくっつけます。
※一度くっつくと修正できないので注意!


(3)2列目 土台部分
①3列目同様にパイプを切断する。

②上部の□のみ接着液でくっつけて、足と筋交いはジョイントだけをくっつける。(上記の土台図を参照)
※足、筋交いは取り外しできるようにするため

ひとまず、これで土台の完成です。次にマットを作ります。

(4)3列目 マット部分
①合板Bの角を斜めにカットし台形にする。(マット配置図を参照)
※リアゲート付近は幅が狭くなっているので、切る範囲は車に合わせてみると良いです。

②合板A,Bにスプレーのりを吹き掛けて、同じ大きさのウレタンマットを置いてくっつける。
※①で合板Bをカットした部分のウレタンは後からカッターで切ります。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(参考)

③レザー生地の上に、ウレタンマットをくっつけた合板を置き、合板よりもひとまわり(10~15cm)大きく生地を切ります。

④合板とウレタンマットをレザー生地で包み、板裏で生地を引っ張りながら、タッカーでとめる。
※対角線(左右、上下)の順にとめていくと、生地に均等な張ができます。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド
(参考 あまり綺麗でなくてすみませんm(__)m)

これでマット部分の完成です。
土台の上にマットを置くと小さなベッド(台)のできあがり。

(5)2列目 マット部分
①合板D,E,Fにウレタンマットをスプレーのりでくっつける

あとは、3列目と同様にレザー生地を切って張り付けます。

(5)ベッド下段 マット部分
①合板G,Hを使用し、これも上記と同様にウレタンをくっつけ、レザーを張りマットを作ります。
※合板Gも角(片方のみ)をカットします。3列目のみの時に収納するためです。

※合板Cは、車中泊では使用せずに、キャンプ時にテントのマットとして使っています。

これで全てが完成です。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド

【自作(DIY)】車中泊用ベッド


ちなみに、3列目のみ使用した時の他パーツの収納は下記になります。

【自作(DIY)】車中泊用ベッド

【自作(DIY)】車中泊用ベッド

【自作(DIY)】車中泊用ベッド

※2列目シートの位置(前後)は、一番前側にセットし、背もたれはやや急な感じになります。

★注意★
車中泊する場合、スライドドアを開けてベッドから降りる時、板が固定されていないので、テコの原理で反対側が浮いてしまい、落ちてケガをする恐れがあるので、降りるときは注意が必要です。


車中泊用ベッドを考えている方は、是非、参考にしてみてください。

ではでは。



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